ピラティスとヨガの違いは?どちらがあなたに向いている?
今回のテーマは「ピラティスとヨガの違いについて」になります。
ピラティスとヨガには共通点が多くありますが、似ているようで違いがたくさんあります。
どちらも人気が高いトレーニングで、トレーニングのほとんどがピラティスもヨガも身体面と精神面の健康にいいと言われています。
けれどピラティスとヨガ、自分にはどちらのほうが向いているのかなと迷っている人もいらっしゃると思います。
今回は自分に合ったエクササイズはどちらなのか迷っている方へピラティスとヨガの違いをお伝えしていきます。
ピラティスとヨガの違い
ピラティスとヨガは、両方とも身体と心に効果的なエクササイズです。しかし、そのアプローチや効果には違いがあり、それぞれの目的に合った選択が必要です。
インドの古代から始まったヨガは、精神的な側面に焦点を当て、呼吸法や瞑想を組み合わせて心身の安定を図ります。一方、ピラティスはジョセフ・ピラティス氏によって考案され、リハビリを目的とした体幹を強化し、姿勢の改善と筋肉の強化に焦点を当てます。
ヨガは、体と心の調和を追求し、ストレス解消と心身のリラックスに役立ちます。また、ヨガのポーズはゆったりとした動きと呼吸法に焦点を当て、心の安定と体の柔軟性を促進します。
ピラティスは、特にインナーマッスルを鍛え、体の安定性を高め、骨盤の位置と姿勢を改善します。ピラティスのエクササイズは、効果的な筋力トレーニングとストレッチを行い、姿勢の改善と身体の特定の部分の強化をサポートします。
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ピラティスとヨガの共通点
ピラティスとヨガは似ているようでそれぞれの特性があるメソッドですが、いくつか共通点も存在します。これらの共通点を理解することで、どちらがあなたのニーズに合っているかを判断するのに役立ちます。
呼吸法の重要性
ピラティスとヨガどちらのエクササイズ方法も、呼吸法に重点を置いています。正しい呼吸は、心と身体の安定性を向上させ、意識を高めるのに役立ちます。
しかし、重要視している面は一緒でもピラティスはより胸式呼吸を意識して、一方のヨガはより腹式呼吸を意識して行うことが多いです。ピラティスはパフォーマンスアップや体幹強化を得意としているので、交感神経を刺激する胸式呼吸が使われています。ヨガは瞑想やリラックスを得意としているので、副交感神経を刺激する腹式呼吸が使われています。
身体の調整と姿勢
ピラティスとヨガは、身体の調整と姿勢の改善に焦点を当てています。これにより、身体のゆがみや姿勢の問題を解消し身体の安定を向上させます。
ピラティスは元々リハビリとして行われていたこともあり、競技復帰からパフォーマンスアップまで幅広く活躍してくれます。身体のゆがみを整えるのもどちらかというとトレーニングを中心に行います。
一方、ヨガは瞑想を大きな目的として行っているので、リラックスして自分の身体と向き合いながら呼吸やストレッチによって自力整体のような形で身体を整えていきます。
心身の健康
両方のエクササイズ方法は、心身の健康に大きく貢献します。ストレス解消、リラックス、ストレッチ、バランス、精神的な安定性、心身の連結を強化するのに役立ちます。
バリエーションと選択肢
ピラティスとヨガは、トレーニングに多くのバリエーションと初心者から上級者まで様々なレベルを提供しており、個人のニーズに合わせた選択肢を提供しています。
ピラティスもヨガも初心者が始めやすく、上級者になるとしっかりとして強度の動きが出来る為、自分の成長も含めて様々な動きが楽しめます。
ピラティスとヨガの選び方
ピラティスとヨガどちらのエクササイズ方法が自分にとって合っているのかより最適な方を選ぶために、以下のポイントに気を付けて考えてみましょう。
目的の明確化
まず、自分の目的を明確にしましょう。ストレス解消、筋力強化、姿勢の改善、柔軟性向上など、何を求めているかが重要です。
それによっては、ピラティスとヨガを選ぶ大きな理由になるはずです。
例えば、ゆったりとした動きも好きだけどしっかり身体を使ったトレーニングをしたいという方は、どちらかというとピラティス向きです。また、辛いトレーニングは苦手で続かなさそうだけど毎日のストレッチは好きという方は、どちらでも当てはまりますが、どちらかというとヨガ向きだったりします。
身体の状態
身体の状態や制約事項を考慮して選びましょう。
怪我や健康上の問題がある場合は、トレーナーに相談しましょう。
ピラティスやヨガは整体とも相性が良く対応範囲内の問題であれば、トレーナーが解決してくれる可能性が大いにあります。
初心者向けのレッスン
初心者の方がトレーニングを行う場合、適切な指導とサポートが必要です。
ピラティスとヨガは初心者も始めやすいメソッドなので、初心者だから難しいかもと思わず是非体験を受けてみましょう。
パーソナルトレーニングであれば、トレーナーが個別にプログラムを組んで自分に合ったトレーニングが受けれますし、スタジオなどでは初心者のレッスンが用意されていますので問題なくトレーニングが行えます。
トレーナーの経験値
エクササイズを指導するトレーナーの経験はとても重要です。信頼性のあるトレーナーがいる場所を選びましょう。
まずは両方のエクササイズを体験してみることを検討しましょう。どちらが自分に合うかを実際に感じてみることが大切です。
パーソナルトレーニングジムでもスタジオレッスンでもどこでも体験が受けれますので自分に合った雰囲気や場所を含めてトレーナーの経験値も確認しておきましょう。
ピラティスとヨガのメリット
ピラティスのメリット
- 筋力強化: ピラティスは中心となる体幹の筋肉を強化できます。普段使わないような筋肉も刺激されるので筋力強化にも繋がります。
- 体幹の安定: ピラティスは体幹の安定性を向上させ、姿勢の改善に貢献します。体幹が安定すると様々な動きが作りやすくなり、パフォーマンスアップや痛みの解消までいろんな面でメリットになります。
- 姿勢改善: ピラティスは正しい姿勢を促進し、背骨と骨格の健康をサポートします。
- 柔軟性向上: ピラティスのストレッチエクササイズは柔軟性向上に役立ちます。筋肉を鍛えるだけでなく、柔軟性も向上できるのがピラティスの大きなメリットの1つです。
- 骨盤の安定: ピラティスは骨盤の安定性を向上させ、腰痛の軽減に貢献します。正しい動きを身に着けることで日常生活を楽に過ごせるようになります。
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ヨガのメリット
- ストレス解消: ヨガは瞑想や深い呼吸法を組み合わせることで、ストレスを解消しリラックスできる特徴があります。
- 心身の調和: ヨガは心と体の調和を追求するエクササイズで、精神的な安定をもたらします。
- 柔軟性向上: ヨガのポーズは柔軟性を向上させ、関節の動きを改善します。
- 姿勢改善: ヨガは正しい姿勢の習慣を身につけ、背骨の健康をサポートします。
- 健康への多面的な効果: ヨガは心身の健康を多面的にサポートし、様々な健康に役立ちます。
ピラティスとヨガの効果
ピラティスとヨガでは様々な効果が得られます。では、具体的にどんな効果が得られるのでしょう?
ピラティスとヨガの効果について解説していきたいと思います。
ピラティスの効果
姿勢改善
ピラティスの効果として良く上げられるのが、この姿勢改善についてです。
ピラティスでは、背骨の動きに意識を持っていきます。この背骨を一つ一つ動かす意識(アーティキュレーション)や脊柱を上からも下からも引き延ばす意識(エロンゲーション)がピラティスではとても重要になってきます。
こういった意識を持ちながらピラティスのエクササイズを行うことにより、背骨一つ一つについている筋肉を活性化することができ、背骨を正しい位置に戻していくことができます。
背骨には、体幹部の安定に関わっている筋肉が多くついています。それらの筋肉を活性化することで体幹が安定しブレない身体を作ることができ、無駄な筋肉を使うことなく適切に身体を動かせるようになります。
インナーマッスル強化
インナーマッスルを強化できるのも、ピラティスの効果です!
インナーマッスルの強化は体幹の安定へとつながっていきます。体幹が安定していないと四肢の動きに影響が出てきます。
慢性的な腰痛や肩こりなどの原因も体幹の筋出力が上手く引き出せていないことで起きているケースも多いです。
ピラティスでは、強い体幹を作り上げることは四肢の動きを滑らかにし自然と綺麗な姿勢を作り上げるうえでとても重視されています。
また、インナーマッスルを強化し、強い体幹を作ることで背骨を適切な位置に持っていくことができ、なおかつ腹腔にある臓器たちを支える役目もしてくれるためぽっこりお腹の原因にもなっている内臓の位置が下がっている状態を改善することもできます。
ボディメイク効果
インナーマッスルを強化し、体幹が安定して意識しなくても自然と姿勢が良くなるということは、ボディメイクにも効果があります。
例えば、よくあるお身体のお悩みでもある、ぽっこりお腹やくびれは姿勢を変えることでも変化が出てきます。
ぽっこりお腹は内臓が下がっていることや反り腰が原因で下腹の筋肉が使えていないことが問題で起きることが多いです。
くびれに関しても姿勢不良などが原因で肋骨の動きが固まり、肋骨と骨盤の間が適切な位置になく間隔つぶれてしまっていることで、本来あるはずのくびれがなくなっていることが多いです。
お腹だけでなく、二の腕やお尻や脚など気になる箇所は、本来使いたい筋肉が使えず、崩れている姿勢を何とか保とうと別の筋肉が頑張りすぎてたるんで見えたり、太って見えてしまっています。
ピラティスで正しく筋肉を使えることでボディメイクにも効果が出てきます。
ストレス解消
ピラティスは、エクササイズメソッドなのですが、呼吸法と併せて行うためストレス解消の効果もあると言われています。
ピラティスで行う胸式呼吸は、交感神経を優位に働かせ脳や身体などの働きを活性化させてくれます。
ピラティスの動きは、局所的に筋肉を使うことはしないため、動きが複雑で意識を集中し行うことが多いです。エクササイズの最中は自らの身体の動きに集中し考える時間になります。
他の意識はせず、エクササイズに集中することでマインドフルネスと言われる状況を作ることができ瞑想のような状態になります。その為、ピラティスは動く瞑想とも呼ばれています。
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ヨガの効果
自律神経のバランスが整う
ヨガは自律神経の調整に効果的です。
ヨガのポーズで背骨を適度に刺激したり、歪みが改善していくことで交感神経と副交感神経が整い自律神経の働きが正されます。
特にストレスが溜まっている方は交感神経が優位な場合が多いです。ヨガでゆっくりとした呼吸を繰り返すことで、副交感神経を活発化します。
その結果、心身をリラックスさせることが出来てストレス解消にも繋がります。
身体疲労が軽減される
ヨガは身体疲労の軽減にも効果的です。
ヨガを行うことで関節など身体の炎症が減少すると言われています。その結果身体疲労が緩和し体が軽くなったりします。
また、ヨガによって筋肉を動かすことで血行が促進され代謝も上がりやすくなります。
呼吸法を行いリラックスすることができると、睡眠なども安定してくるため寝起きに疲れが取れていないという方もスッキリと目覚めることができます。
感情をコントロールできるようになる
ヨガは呼吸法をとても重視しています。呼吸法を行うことで呼吸が深くなり自律神経のバランスが整い、交感神経が優位の方に多い身体の緊張を緩めることができます。
ヨガは前屈系のポーズを取ることで不安や緊張を緩和し、リラックスに重要な副交感神経を活性化できるので、イライラしやすい方も落ち着きやすくなります。
その結果感情コントロールもしやすくなり、ストレスも溜まりにくくなりやすいです。
ストレスが解消される
ヨガは深い呼吸をすることで自律神経のバランスが整いストレスを解消できます。
ヨガで行う腹式呼吸は、副交感神経を優位に働かせやすくリラックスしやすい状況が作れます。
ヨガの目的として瞑想がありますが、ピラティスと同じく他の意識はせずエクササイズに集中することでマインドフルネスと言われる瞑想のような状態になります。
自分の身体と向き合う時間を作れるため、ストレス解消に繋がります。
ピラティスとヨガの違いまとめ
ここまでピラティスとヨガの違い解説していきました。
ピラティスやヨガを行うことで様々な効果があるのが分かっていただけたかと思います。
それでは最後にピラティスとヨガについてまとめていきます!
- ピラティスは身体全体を整えしなやかに動ける身体づくりが可能
- ヨガは呼吸法やポーズを通じて心身のバランスを整えることが可能
- ピラティスとヨガには目的や呼吸法、効果など共通の部分との違いがある
- ピラティスやヨガは初心者の方でも行いやすい
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